本当に清水の舞台から飛び降りた⁈

「清水の舞台から飛び降りる」って言葉は、思い切った行動をしたり、決断したりすることで使われますが、昔々本当に飛び降りた人達がいたようです(°_°)
行ったことある方は分かると思いますが、結構高いですよね。
清水寺の高さ

地上約12メートルあり、マンションやビルの4階くらいの高さがあります。
江戸時代にこの高さから234もの人が飛び降りたということです。
何のために?
悪いことしたの?
それとも思い詰めての事?
飛び降りた人の生存率
清水寺の業務日誌みたいなものに記録が残っているようです。
生存率は意外や意外でなんと85%!
飛び降りた人の多くは10~20代の若者で約半数を占めているという事。
最年長は80歳、最年少は12歳。
何故そんなに生存率が高いのかというと、昔は舞台の下に沢山の木や草が生い茂っていたから。
飛び降りた理由

気になるのが、何で飛び降りたのか。
罪を問われて飛び降りさせられたとか、自ら身を投げるとかでは無いようです。
先ほどの業務日記に、その理由が書かれており、「病気が治ってほしい」「裕福になりたい」「時間がほしい」など、私たちが今でも仏様や神様にお願いするレベルの理由でした。
理由を知っているのなら、寺の人間は何故止めなかったのか。
もしかして推奨していたのか?
そこまでは分かりませんでした。
記録上は信者が勝手に飛び降りた事になっています。
そして明治5年に禁止令が出て、清水の舞台から飛び降りる人は減っていったようです。
何年か前に、泳いで川下りをする「キャニオニング」をした時に、10メートルの高さの岩から川に飛び込んだ事があります。
普通は足から着水せなアカンのに、私はお尻から着水して、全身に物凄い激痛が走ったのを思い出しました。
以上です。
参照:日経新聞