どーもー、だーやまです。
今年は町内会の役員に当たっており、色々と面倒な仕事に四苦八苦しております。
町内会といえば、8月後半にやってくる一大イベント「地蔵盆」
「地蔵盆」は京都だけのイベントでは無いのですが、京都が1番盛んで、京都以外で行っている所は少ないようですね。
地蔵盆を知らない方は「フムフムそうなんや」、知ってる方は「せやせや、そうやねん」という内容になっておりますので、お暇な方はお読み下さいませ。
お地蔵さんは子供達のヒーロー
地蔵盆は町内にある地蔵菩薩を祀る行事です。
お地蔵さんの近くにテントを建て、町内の人や子供が集まります。
お地蔵さんは地獄の鬼から子供達を守ってくれている存在です。よって、そのお地蔵さんに感謝をする事で、子供の成長を願うという地域のお祭りです。
地蔵盆はいつやるの?
元々は7月の第4週末に行われていましたが、今はお盆明けの8月第3または第4週末、2デイズで行われる事が多いです。
また、この時期は、24時間テレビと被る事が多く、24時間マラソンの行方を気にしつつ地蔵盆に参加するというハードスケジュールになります。
数珠回しで無病息災祈願
子供達が2~3メートルの大きな数珠を囲んでお坊さんのお経にあわせて順々に回し、無病息災をお願いします。
これをやっている町内は減ってきており、私の町内なんてお坊さんさえ呼ばず、お経テープを流すだけの寂しい有様。
地蔵盆のお楽しみイベント
福引き
ビンゴやくじ引き、輪投げなどをして、景品のオモチャなどを渡すシンプルなものです。
子供会の大人の力量で盛り上がり方が左右します。
景品は予算的に100均のオモチャが今は限界かな。昔はプラモデルやぬいぐるみなど結構豪華でした。
今は町内会に入っていない、お供えをしないお家が増えた事で経済的に厳しくなってきておりますね。
こんな事をしている地域もあるようです。
「ふごおろし」といって、景品をカゴに入れて2階から吊り降ろす。
最初は盛り上がりそうですが、上げて下ろしている間に、待ってる子供がダレそう^^;
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お菓子配りでコミュニケーション
事前に配られたチケットと交換でお菓子を配ります。
お菓子配りの狙いとしては、お地蔵さんがあるテントでお菓子を食べてもらい、その場に留まってもらう事で、子供や親の交流を図ろうとしています。
しかし、近頃はお菓子を貰い、そのまま帰宅してしまう子が多くなっています。
地蔵盆のお菓子といえば、お菓子の詰め合わせ。
以前は子供会の大人がお菓子を詰めていましたが、最近はスーパーで地蔵盆用に詰め合わせが売っており大人は便利です。
スーパーで買い物中、地蔵盆前にネタバレするリスクあり。
子供を集めてワクワクする企画
以前は子供を集めて公民館や誰かの家で映画上映会をしてた町内が多くありました。私の町内でもありました。
映画といってもドラえもん映画のビデオを流す程度でしたが、当時は凄く楽しくワクワクした覚えがあります。
しかし、今時ビデオを流す程度では子供は喜ばないでしょうし、何か盛大にしようとすると、子供会のセンス・やる気・パワーが必要なので、なかなか出来ないのが現状ですね。
お金の問題はありますが、地蔵盆を楽しく企画・運営を手伝ってくれる会社があると面白そうですが。
あとがき
大人は準備やなんやで大変で面倒やと思いますが、そもそもは可愛い我が子、地域の子を守って下さっているお地蔵さんへ感謝をするイベントです。
近年はどんどん簡素化されて、やめてしまう町内(子供が居ない場合は仕方ないですが)も増えているそうで寂しい限りです。
少しでも参加される方が増えて、以前のように賑やかになれば嬉しいですね。